せいじのまど
学ぶ・選挙結果と公約の読み方確認日 2026年11月1日

選挙結果の読み方

得票率と議席率がずれるのはなぜか。2026年衆院選の数字で確かめる。

選挙結果は得票率と議席率で読む。制度により両者の差の出方が異なる。死票、重複立候補と惜敗率の仕組みもあわせて押さえる。

得票率は有効投票総数に占める得票の割合、議席率は定数に占める獲得議席の割合。

衆議院は小選挙区比例代表並立制。2026年総選挙は小選挙区289・比例代表176の計465(総務省)。小選挙区は各区1人が当選。比例代表は得票数を1から順に整数で割った商の大きい順に配分(ドント方式、公職選挙法第95条の2第1項)。

2026年衆院選(第51回)党派別の得票率と当選者数

党派小選挙区 得票率小選挙区 当選比例代表 得票率比例代表 当選当選 合計議席率(合計÷465)
自由民主党49.09%24836.72%6731567.74%
中道改革連合21.63%718.23%424910.54%
日本維新の会6.63%208.63%16367.74%
国民民主党7.52%89.73%20286.02%
参政党6.95%07.44%15153.23%
チームみらい0.28%06.66%11112.37%
無所属2.22%5——51.08%
日本共産党4.05%04.40%440.86%
減税日本・ゆうこく連合0.63%11.42%010.22%
れいわ新選組0.45%02.92%110.22%
安楽死制度を考える会——0.02%000.00%
社会民主党0.26%01.27%000.00%
日本保守党0.17%02.54%000.00%
諸派0.12%0——00.00%

得票率・当選者数は総務省速報結果(届出政党等別。追加公認前の数)。議席率は当選合計を465で割った計算値(小数第3位を四捨五入)。「—」はその選挙に候補者・名簿がない。

当選に結びつかなかった票が死票。小選挙区では当選者以外への票がすべて死票となり、得票率と議席率の差が大きくなりうる。上表でも小選挙区の得票率と当選割合(÷289)は党ごとに異なる。

衆院選では小選挙区候補を比例名簿に載せる重複立候補ができ、同順位にもできる(公職選挙法第86条の2第4項・第6項)。同順位者は惜敗率(小選挙区得票数÷その区の最多得票数)の大きい順に当選(第95条の2第3項)。小選挙区で有効投票の10分の1未満の者は比例で当選できない(同条第6項)。比例での当選を復活当選と呼ぶ。

参議院は選挙区と全国比例で選ぶ。比例は非拘束名簿式で、党が優先当選者を定める特定枠も置ける(公職選挙法第86条の3第1項)。

あなたの暮らしでは

住んでいる小選挙区で落選した候補者が、比例代表で復活当選することがある。地元選出の議員が何人いるかにかかわる。

出典