せいじのまど
学ぶ・政党のしくみ確認日 2026年11月1日

政党要件(政党助成法・公職選挙法)

「政党要件」を満たすかどうかで、選挙の戦い方は何が変わるのか。

政党要件は法律上の「政党」となる条件。所属国会議員5人以上、または国政選挙で得票率2%以上が基本で、法律ごとに細部が異なる。

法律ごとの条件

法律・条文条件この条件を満たすとできること
政治資金規正法 第3条第2項①所属国会議員5人以上 ②直近の衆院選(小選挙区か比例代表)、または直近とその前の参院選(比例代表か選挙区)で得票率2%以上 のどちらかこの法律でいう「政党」になる
公職選挙法 第86条第1項①所属国会議員5人以上 ②直近の衆院選(小選挙区か比例代表)か参院選(比例代表か選挙区)で得票率2%以上 のどちらか衆院小選挙区で「候補者届出政党」として候補者を届け出る。政見放送(第150条)
公職選挙法 第86条の2第1項上の①か②、または③名簿に載せる候補者が、その比例ブロックの定数の10分の2以上衆院比例代表に名簿を届け出る。①②に当たる党は小選挙区との重複立候補ができる(同条第4項)
公職選挙法 第86条の3第1項上の①か②、または③その参院選の候補者が10人以上参院比例代表に名簿を届け出る
政党助成法 第2条①所属国会議員5人以上 ②所属国会議員が1人以上いて、直近の衆院選(小選挙区か比例代表)、または直近とその前の参院選(比例代表か選挙区)で得票率2%以上 のどちらか政党交付金の交付を受けられる(届出が必要)

条件の文言は各条文の要約。正確には条文を参照。

小選挙区で候補者を届け出る党を候補者届出政党といい、政見放送を行える(公職選挙法第150条)。重複立候補は①②に当たる党に認められる(第86条の2第4項)。

「政党一覧」の党の議員数と直近の国政選挙の得票率

党名国会議員(衆/参)2026年衆院選 比例代表2026年衆院選 小選挙区2025年参院選 比例代表2025年参院選 選挙区
自由民主党315/10136.72%49.09%21.64%24.46%
中道改革連合1/018.23%21.63%——
日本維新の会36/198.63%6.63%7.39%5.84%
国民民主党28/259.73%7.52%12.88%12.14%
参政党15/157.44%6.95%12.55%15.66%
チームみらい11/26.66%0.28%2.56%1.62%
日本共産党4/74.40%4.05%4.84%4.79%
いのちの党(選挙時はれいわ新選組)1/52.92%0.45%6.56%3.18%
減税日本・ゆうこく連合確認できず1.42%0.63%——
公明党28/21——8.80%5.37%
社会民主党0/21.27%0.26%2.06%0.51%
日本保守党0/22.54%0.17%5.04%1.10%
民主改革の会18/0————
立憲民主党0/39——12.50%15.42%

得票率は総務省速報結果の党派別得票数(割合の表示を百分率にしたもの)。「—」はその選挙に党として候補者を立てていない(または未結成)。国会議員数は「政党一覧」と同じ(会派別所属議員数、各党公式)。2022年参院選の得票率は載せていない。表は各党が要件を満たすかを判定するものではない。

あなたの暮らしでは

政党要件を満たし届け出た党は政党交付金を受けられ、その財源は税金などである(政党助成法第4条)。税金の使われ方にかかわる。

出典