せいじのまど
学ぶ・経済・お金と政治確認日 2026年11月1日

最低賃金の決め方

最低賃金は誰がどのように決め、2026年度はいくらになったのでしょうか?

地域別最低賃金は、中央最低賃金審議会の目安(2026年7月28日)を参考に地方最低賃金審議会が答申し、都道府県労働局長が決定する。2026年度は全国加重平均1,177円、最高1,280円・最低1,085円。

  1. 国の審議会が目安を出す 中央最低賃金審議会がランク別の目安を提示(2026年7月28日:A54円、B56円、C56円)。
  2. 地方の審議会が答申する 地方最低賃金審議会が目安を参考に改定額を答申。2026年度は47都道府県で54円〜65円の引上げ。
  3. 労働局長が決める 異議申出手続を経て都道府県労働局長が決定(最低賃金法第10条等)。
  4. 新しい額が始まる 2026年度は2026年10月1日〜12月2日に順次発効。
全国加重平均(2026年度)
1,177円
引上げ額
56円
最高額(東京)
1,280円
最低額(宮崎)
1,085円

2026年度の地域別最低賃金(答申された改定額)

都道府県2026年度(円)改定前(円)引上げ額(円)発効日(2026年)
北海道1,1311,0755610月1日
青森1,0901,0296110月29日
岩手1,0901,0315912月1日
宮城1,0981,0386010月1日
秋田1,0901,0315910月14日
山形1,0921,0326010月30日
福島1,0941,0336110月16日
茨城1,1361,0746210月18日
栃木1,1251,0685710月1日
群馬1,1201,0635710月3日
埼玉1,1961,1415510月1日
千葉1,1951,1405510月1日
東京1,2801,2265410月1日
神奈川1,2791,2255410月1日
新潟1,1081,0505810月1日
富山1,1191,0625710月1日
石川1,1131,0545910月3日
福井1,1121,0535910月4日
山梨1,1131,0526111月1日
長野1,1171,0615610月2日
岐阜1,1211,0655610月1日
静岡1,1541,0975710月15日
愛知1,1951,1405510月1日
三重1,1431,0875610月1日
滋賀1,1361,0805610月3日
京都1,1801,1225811月16日
大阪1,2311,1775410月1日
兵庫1,1721,1165610月1日
奈良1,1071,0515610月4日
和歌山1,1011,0455610月3日
鳥取1,0901,0306010月3日
島根1,0921,0335910月10日
岡山1,1041,0475710月2日
広島1,1411,0855610月11日
山口1,1011,0435810月8日
徳島1,1031,0465711月1日
香川1,0921,0365610月1日
愛媛1,0931,0336011月1日
高知1,0861,0236310月29日
福岡1,1141,0575710月4日
佐賀1,0951,0306511月15日
長崎1,0871,0315611月2日
熊本1,0921,0345812月1日
大分1,0961,0356111月1日
宮崎1,0851,0236210月24日
鹿児島1,0901,0266410月25日
沖縄1,0861,0236312月2日
全国加重平均1,1771,12156—

日本成長戦略(2026年7月21日閣議決定)は、遅くとも2030年代前半できる限り早期に全国平均1,500円を達成するとした。

最低賃金の引上げをどう考えるか

企業の支払い能力を重視する

中小企業の支払能力等の経営実態から、政府目標1,500円は乖離しており見直すべき。法定三要素に基づく熟議の徹底と過度な地域間競争の抑制を求める。

生活できる水準への引上げを重視する

現在の水準は最低生計費(連合リビングウェイジ)を下回り不十分。生活できる最低賃金の早急な実現と、最高額と最低額の地域間の額差の是正を求める。

どの考えが正しいかは、このサイトでは書きません(ルールP-2)。

あなたの暮らしでは

2026年度の全国加重平均は1,177円(引上げ額56円)。最低賃金額に達しない賃金を定めた労働契約は、その部分が無効となり、最低賃金と同様の定めをしたものとみなされる(最低賃金法第4条第2項)。

出典