せいじのまど

自動車運転死傷行為処罰法及び道路交通法の改正

法律が成立2026年6月25日第221回国会(特別会)閣法第42号提出 内閣令和8年法律第52号2026年7月1日 公布

正式名:自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律及び道路交通法の一部を改正する法律

危険運転致死傷罪の飲酒要件の数値化、高速度運転・ドリフト走行等の追加、酒酔い運転罪の要件の明確化を行う法律。

主な内容

  • 危険運転致死傷罪のアルコール要件を「血液1ミリリットルにつき1.0ミリグラム以上又は呼気1リットルにつき0.5ミリグラム以上のアルコールを保有する状態その他アルコールの影響により正常な運転が困難な状態」と明確化する。道路交通法の酒酔い運転罪の要件も同じ数値で明確化する。
  • 最高速度の区分に応じ時速50キロ又は60キロを超える速度以上の高速度運転、これに準ずる速度で重大な交通の危険の回避が著しく困難な高速度運転、殊更にタイヤを滑らせ又は浮かせて制御困難な状態で走行させる行為を危険運転致死傷罪の対象に追加する。
  • 施行は公布の日から起算して20日を経過した日。

なぜ出されたか

内閣は、自動車運転による死傷事犯の実情等に鑑み、事案の実態に即した対処をするため、危険運転致死傷罪の対象となる行為の明確化と追加を行うとともに、酒酔い運転を行った者等に対する罰則の対象となる行為を明確化するためとしている。

だれに関係するか

自動車を運転する人が対象で、特に飲酒して運転する人、最高速度を大きく超える高速度で運転する人、ことさらにタイヤを滑らせるなどして走行させる人が、危険運転致死傷罪や酒酔い運転の罪の対象として明確化・追加される。

国会での議論

参議院先議の法案で、参議院法務委員会では、危険運転致死傷罪の規定を改正する趣旨、飲酒類型と高速度類型に数値基準を設ける根拠と合理性などが質疑され、全会一致で原案どおり可決した。衆議院法務委員会も6月24日に質疑を行い、全会一致で原案どおり可決した。両院とも附帯決議が付された。

会派ごとの賛否(参議院 2026年4月17日)

賛成 239票・反対 0票

会派所属賛成反対
自由民主党・無所属の会101970
立憲民主・無所属40390
国民民主党・新緑風会25250
公明党21210
日本維新の会19180
参政党15150
日本共産党770
れいわ新選組540
日本保守党220
沖縄の風220
チームみらい・無所属の会220
社会民主党220
各派に属しない議員650

出典

更新の記録

  • 2026年11月2日 更新:「なぜ出されたか」「だれに関係するか」「国会での議論」を足しました(国会会議録と法律案の理由をもとに、AIが書き、別の会社のAIとプログラムで確かめました)。