せいじのまど

令和8年度特別会計補正予算(特第1号)

予算が成立2026年6月5日第221回国会(特別会)予算(提出番号8)提出 内閣

正式名:令和八年度特別会計補正予算(特第1号)

特別会計予算総則の補正を行う補正予算。

主な内容

  • 特別会計予算総則について所要の補正を行う。

なぜ出されたか

衆議院予算委員長の報告では、本補正予算は、中東情勢が不透明な中、今後の物価動向や経済への影響を注視しつつ、経済活動や国民の暮らしに支障が生じないよう必要に応じてタイムリーに対応するため、リスクの最小化の観点から万全の備えとして必要な財政措置を講ずるものとされている。特別会計予算については、予算総則において所要の補正を行う。

国会での議論

衆議院予算委員会では、基本的質疑の後、中道改革連合・無所属が撤回のうえ編成替えを求める動議を提出したが否決され、補正予算2案は賛成多数で原案のとおり可決された。参議院予算委員会では、予備費計上の在り方、金利上昇局面での財政健全化の必要性、中東情勢を踏まえた物価高騰対策、中小企業への金融支援、資源調達の方向性、食料品の消費税率引き下げに関する課題等について質疑が行われた。立憲民主・無所属と公明党が修正案を提出し、特別会計への修正案は予算総額の増額のため内閣の意見を求めたところ、政府は反対と述べた。修正案は賛成少数で否決され、原案が賛成多数で可決された。

  • 【賛成】自由民主党・無所属の会:自由民主党・無所属の会は、中東情勢への施策を適時適切に講じられるよう予備費で万全の備えをしていること、予備費の使途は予算総則で一定の限定がかかっていること、市中への国債発行総額を増やさずに対応し市場の信認に配慮していることを理由に賛成した。
  • 【賛成】チームみらい:チームみらいは、中東情勢に端を発する物価高から国民の暮らしを守るため財政措置を講じる必要があり、本補正予算はその備えとして必要な措置だとして賛成した。あわせて、執行に当たり効果の検証を尽くし、成長への投資を守ることを求めた。
  • 【賛成】国民民主党・新緑風会:国民民主党・新緑風会は、補正予算案が令和8年度予算を積極財政の方向へ転換させようとしていること、3兆円規模の補正予算を含む同党の提言とおおむね一致することを理由に賛成した。予備費の使用計画や状況を迅速に公表し丁寧に説明するよう求めた。
  • 【反対】中道改革連合・無所属:中道改革連合・無所属は、補正予算の97%を予備費が占め、税金の使い方を示さず白紙委任を求めるもので財政民主主義に反すること、財源の全額を特例公債に求めること、審議日程が短く十分な精査ができないことを理由に反対した。
  • 【反対】参政党:参政党は、国債の発行総額を増やさない対応では積極財政にならず、サプライチェーンの強靱化などに予算を積み増すべきだとし、予備費の積み増しでは何をするのか見えないこと、雇用調整助成金の拡充や休業補償などの直接支援が必要なことを理由に反対した。
  • 【反対】立憲民主・無所属:立憲民主・無所属は、補正予算の編成と提出が遅いこと、重点支援地方交付金が1000億円にとどまり支援が足りないこと、総額の97%を予備費が占め、いつ何にどんな対策が取られるか分からないことを理由に反対した。
  • 【反対】公明党:公明党は、総額の97%を占める予備費の使途が明確でなく財政民主主義に反すること、重点支援地方交付金が1000億円にとどまること、特例公債の金額ありきの編成で、国債の新規発行が市場の信用を減じかねないことを理由に反対した。

会派ごとの賛否(参議院 2026年6月5日)

賛成 148票・反対 94票

会派所属賛成反対
自由民主党・無所属の会101970
立憲民主・無所属40040
国民民主党・新緑風会25250
公明党21021
日本維新の会19190
参政党15015
日本共産党707
れいわ新選組505
日本保守党220
沖縄の風202
チームみらい・無所属の会220
社会民主党202
各派に属しない議員632

出典

更新の記録

  • 2026年11月2日 更新:「なぜ出されたか」「だれに関係するか」「国会での議論」を足しました(国会会議録と法律案の理由をもとに、AIが書き、別の会社のAIとプログラムで確かめました)。